- 平成30年度スイスワインを楽しむ会 (©関西日本・スイス協会)
関西日本・スイス協会
関西地方 | 大阪市中央区(事務局)
クラブ・協会
この35年間、スイスの人々と西日本の皆さんとの絆は、活動的な地域協会の貢献によって、一層深いものとなりました。
1970年代の終わりから80年代初頭の時期に、関西地域とスイスの間に密接な交流がありました。1978年と1981年に関西経済同友会と関西経済連合会それぞれがスイスに使節を派遣すると、1982年にはその答礼訪問としてスイス経団連の訪問団が関西を訪れました。実際、連邦主義の伝統により、スイスの人たちは常に国の政府レベルの交流のみならず、地域の代表者たちとの交流も同様に大切にしてきたため、関西地域との協力も既に実を結んでいました。
こうした良好な関係を考慮すれば、関西地域とスイスの間の交友関係の推進を目的とした恒久的な組織の設立は自然な流れと言えましょう!当時の駐日スイス大使フリッツ・ルドルフ・シュテヘリン氏(1980-1983)の勧めを受け、両国間の交流推進と相互理解・友好に貢献し、スイスと、関西地域や日本とのビジネスの関係を発展させることを目的として、関西日本・スイス協会(KASJ)は1982年12月6日に設立されました。2018年3月現在で協会のメンバーは法人会員が38、個人が246名を数え、会長は日本製鉄株式会社の相談役である友野宏氏が務めています。
KASJでは、年間を通して会員向けにエキサイティングな懇親会を多数主催しており(ワインのテイスティング・イベント、ビジネス会合、訪問旅行、夕食会、コンサート、歴史や文化に関する講演会など)、関西地域でスイスに関する各種の文化イベントが開催される際には、パトロンを務めることもよくあります。また、在日スイス大使館ならびに大阪市のご支援のおかげで、1984年からほぼ毎年のペースで夏季に3週間、両国の中学生を互いの国へ派遣する、日本・スイス青少年交流事業の共同スポンサーも務めています。関西地域にお住まいの皆さん、是非この機会に、スイスと日本の人々の活動的でフレンドリーなコミュニティにご参加ください!