THEMES

オン・ツアー!

「スイス・グランドツアー in Japan」は、マップであると同時に、スイスと日本にまつわる内容豊かな文化・交流プログラムを提供する数多くのイベントが開催される経路を示したものです。

2019年から2020年にかけて、ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使をはじめとする在日スイス大使館のスタッフは、特別な催し物や展示の場、会議、集会などの形で、日本の方々に向けてスイスとその文化、また日本との特別なつながりを紹介する場となる「ステーション」を指定するため、日本各地を訪問する予定です。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向け、このマップと大使館のウェブサイトには、これまでに開催したイベントに加え、今後開催予定のイベントについても順次紹介してまいります。是非これらの情報を定期的にチェックし、お近くで開催されるスイス体験イベントを見つけてください!

姉妹都市

二国間関係は国家、外交、交易という側面から捉えられがちですが、そこにもう一つの重要な要素である人と人との関わりがなければ充分とは言えません。二国間関係の成功と力強さは、両国の地域と国民の間にある友情、理解、協力の度合いにも左右されます。つまり、国民主導が非常に大切であり、多くの場合、その広く行われている事例として挙げられるのが姉妹都市でしょう。

「姉妹都市提携」、「友好憲章」、「姉妹関係」など名称は様々ですが、このようなパートナーシップはすべて同じ理念に基づいています。それは、両国政府が地域レベルで直接的・継続的な関係を確立させることです。以前から姉妹都市間では様々な共通の関心事(文化、観光、活性化、都市化など)について情報交換を行い、会議・青少年交流・長期プロジェクトを行い、両国民間の友情を育んできました。

2019年現在、スイスと日本の都市・地域間には約20の姉妹提携や友好憲章があります。これからご覧いただくように、かなり最近のものから50年以上の歴史を誇るものもあります。スイス大使館はその一つ一つをとても貴重なものと捉え、スイスと日本の国民を今よりさらに親密にするための地域主導の取り組みを支援するために力を尽くしています。

2020年東京オリンピック・パラリンピック

2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会は近年最も期待を集めている大会の一つです。日本がこのような規模の国際的イベントの開催を得意としていること、日本人がこのような高度に象徴的かつ国家的なプロジェクトを楽しみにしていること、そして夏季オリンピック大会が多くの公共政策でも一項目として明示されていることを全世界が知っています。本大会は開催前から21世紀の日本の歴史の1ページになったのです。

過去150年間と同様、2020年においても、スイスにとって日本はとても大切な国です。スイス人選手の活躍を称え、スイスの産業・文化・技術を紹介し、スイス・日本両国民の絆をさらに強める一助とするため東京に設置する「スイス・ハウス」は、スイス外務省の公的機関プレゼンス・スイスにとっての最優先事項です。

競技大会そのものはもちろん、在日スイス大使館は日本政府が2016年に始めた「ホストタウン事業」にも積極的に関与しています。2020年以前から同年にかけて、事前キャンプ、スイスに関するショーケース、講演、ワークショップ、フェスティバルなどが日本の数都市で開催され、スイス人選手と日本の人々が出会い、交流し、新しい絆を生み出すユニークな機会を提供します。このパートナーシップは長期的な展望と利益を考慮して決められているので、2020年の忙しい夏が終わった後も、ホストタウン事業はスイス人にとって日本への関わりを示す機会になるでしょう。さらに、世界中がますます東京に注目する中で、ホストタウン事業は地域や地方自治体を広報する機会になります。連邦国家のスイスはこのような地方の主導権や活力を大切にしています。

また、「スイス・ハウス」とホストタウンは「スイス・グランドツアー in Japan」の「ステーション」でもあります。そのため、オリンピック競技大会へと続く道の途中で特別なイベントを開催します。駐日スイス大使は、皆さんにお会いしてスイスと日本の友情を祝うのを楽しみにしています。

歴史上の人物・場所

2014年、スイスと日本は二国間の国交樹立150周年を迎えました。ここでは、在日スイス人コミュニティとそのホスト国である日本との間で、古くは1864年から様々な形で培われてきた絆についてより理解を深める上で手助けとなる逸話を持つ、草分け的人物や史跡をいくつか精選してご紹介します。エメ・アンベール=ドローの旅から、東京消防庁のユニフォームの紋章まで、これは見逃せません!

クラブや協会

スイスと日本の人々の交流は、その大部分が公式な形ではなく、形式ばらない気楽なスタイルで行われています。そして実際、そうした交流のために設立されたクラブや協会は、都市や地域、国に至るまで、様々なレベルで存在しているのです。日本に住むスイス人コミュニティが単に集うだけの場所に留まらず、これらのグループは皆、日本とスイスの人たちが人と人とのレベルで出会い、楽しい話や体験を共有する機会を作ることを目指しています。クラブへの入会には、スイスないしは日本国籍であることは一切求められておらず、十分な好奇心と熱意を持った方であれば、どなたも歓迎されます。この機会に是非マップを参考に、ご自分に合ったクラブを見つけてください!

建築・デザイン

スイスは面積では小国ですが、建築家(architects)やデザイナー(designers)を多数輩出しているという点では、世界をリードする国の1つです。ミニマリズム、そして機能主義的なアプローチやディテールへの配慮で知られるスイス人建築家やデザイナーたちは、産業化の進む社会のニーズと、19世紀半ばから続く同国のリトグラフの伝統とを巧みに融合させています。現在、高名な批評家たちの一部では「優れたデザイン」を表す言葉として、「スイス」が使われているほどです!

ル・コルビジュエ、マリオ・ボッタ、ヘルツォグ&ド・ムーロンといった建築家たち、またスウォッチやUSM、Freitagのデザイナーたちのおかげで、私たちの日常には「スイス感」をもたらしてくれる建築や製品が存在します。スイスの3大デザイン・スクール(ジュネーブ造形芸術大学、チューリッヒ芸術大学、ローザンヌ州立美術学校)に学んだそれらのゲーム・チェンジャーたちは、チョコレートや山脈が挙げられがちなスイスのイメージを、日々みごとに塗り替えてくれているのです。

そして驚くべきことに、建築・デザイン分野で私たちが目にする著名なスイス人たちは、すでにこの数十年で東京はもとより、日本においてその存在感が広く示されています。そこで「スイス・グランドツアー in Japan」では、日本におけるスイス的な考え方のいくつかを、自信を持ってご紹介いたします。またこれとは反対に、近年では、日本の建築家による斬新で壮観な新しいプロジェクトが、スイスの地で展開されています。坂茂や隈研吾、SANAA、山本理顕といった建築家の作品がスイスのヴィジュアル・ランドスケープ(視覚的な風景)を形作っていることからも、これら2つの国が今やそれぞれの才能によって互いに恩恵を与え合っていることがうかがい知れます。

列車・交通

出発します、お乗り遅れなく!スイスの鉄道や長距離バス、湖船をはじめとする、地元交通機関は、世界でもトップクラスと評されています。公共交通機関は海外からの旅行者やスイス市民にも好んで利用されており、一部諸国とは異なり、車がなくても容易に生活することができます。これは便利なだけでなく、環境にもとても優しく、そして車で景観を損なわれることもありません!

全長71,520 kmの道路網や5,200 kmの鉄道路線、そして国内にまたがる全21,529 kmの公共交通機関には28,000か所以上の停留所(900mごとに1か所)が設けられており、実に簡単に移動することができます。その結果、登録自動車数は450万台に達しているものの、スイス人はヨーロッパのどの国よりも鉄道の利用率が高く、毎年一人あたり鉄道での移動距離が平均2,400 kmに達しています。また、スイス・アルプスを貫き、ベルン州にあるヨーロッパでも最も標高が高い(3,545m)鉄道駅「ユングフラウヨッホ」へと続く、走行距離1,000kmの登山鉄道は観光客に特に人気です。そして、スイスには世界最長を誇る全長57kmのゴッタルド・ベース・トンネルをはじめとする、およそ1,800のトンネルがあります。毎日、325台の列車が最高時速250kmの速度で、このトンネルを走り抜けています。

驚くことではありませんが、スイスと日本の交通システムにはかなり似た点があります。どちらも定刻通りに発着し、信頼のおけるインターネット上のアクセスや障がいのある乗客のための充実した対応、環境への配慮、そして列車・バス・船舶の広範なネットワークに依存しています。さらにスイスや日本といった国対抗で行う、レガッタをはじめとする競技の親善試合を催す民間のクラブがあります。是非、「グランド・ツアー・オブ・スイス・イン・ジャパン」のマップを活用し、ご自身の目でお確かめください。ボン・ヴォヤージュ!

  • オン・ツアー!

    「スイス・グランドツアー in Japan」は、マップであると同時に、スイスと日本にまつわる内容豊かな文化・交流プログラムを提供する数多くのイベントが開催される経路を示したものです。2019年から2020年にかけて、ジャン=フランソワ・パロ駐日スイス大使をはじめとする在日スイス大使館のスタッフは、特別な催し物や展示の場、会議、集会などの形で、日本の方々に向けて...Read More

  • 姉妹都市

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  • 2020年東京オリンピック・パラリンピック

    2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会は近年最も期待を集めている大会の一つです。日本がこのような規模の国際的イベントの開催を得意としていること、日本人がこのような高度に象徴的かつ国家的なプロジェクトを楽しみにしていること、そして夏季オリンピック大会が多くの公共政策でも一項目として明示されていることを全世界が知っています。本大...Read More

  • 歴史上の人物・場所

    2014年、スイスと日本は二国間の国交樹立150周年を迎えました。ここでは、在日スイス人コミュニティとそのホスト国である日本との間で、古くは1864年から様々な形で培われてきた絆についてより理解を深める上で手助けとなる逸話を持つ、草分け的人物や史跡をいくつか精選してご紹介します。エメ・アンベール=ドローの旅から、東京消防庁のユニフォームの紋章...Read More

  • クラブ・協会

    スイスと日本の人々の交流は、その大部分が公式な形ではなく、形式ばらない気楽なスタイルで行われています。そして実際、そうした交流のために設立されたクラブや協会は、都市や地域、国に至るまで、様々なレベルで存在しているのです。日本に住むスイス人コミュニティが単に集うだけの場所に留まらず、これらのグループは皆、日本とスイスの人たちが人と人とのレベル...Read More

  • 建築・デザイン

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  • 列車・交通

    出発します、お乗り遅れなく!スイスの鉄道や長距離バス、湖船をはじめとする、地元交通機関は、世界でもトップクラスと評されています。公共交通機関は海外からの旅行者やスイス市民にも好んで利用されており、一部諸国とは異なり、車がなくても容易に生活することがで...Read More