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(©茨城県庁)
つくば市(2021年ホストタウン)
関東地方 | つくば市
2020年東京オリンピック・パラリンピック
2021年の夏を前に、スイスの5番目のホストタウンは、多くのスイス人オリンピック選手にとって事前トレーニングの中核となりつつあります。
鳥居とロケット

筑波山 (©茨城県庁)
歴史ある山々から未来のロボットまで、つくば市は日本の魅力的な対比を完璧に体現しています。東京の北東にある霞ヶ浦から西にわずか数キロ離れた場所に位置する人口20万人の都市には筑波山がそびえています。伝説によると、遠い昔、この山は神様に一夜の宿を貸したお礼として豊かな植生を得たということです。その後、何世紀もの伝統を持つ筑波山神社など多くの文化施設ができました。

筑波研究学園都市 (©茨城県庁)
その一方、近年のつくば市は筑波研究学園都市を擁することで広く知られています。これは、日本の科学界における協力体制を促進するため、1960年代に作られた研究所と教育施設の一大集積地です。設立以来、ここは日本最大の科学技術集積拠点となりました。今日では、市内には国と民間合わせて約150の研究機関が立地し、4名のノーベル賞受賞者、世界中から集まる1万人以上もの研究者や留学生がつくば市に拠点を置いています!そして間もなく、スイス人アスリートもその仲間に加わります。

11月のつくばマラソンには毎年何千人もが参加します (©茨城県庁)
スイス人アスリートを惹きつけるもの
2018年4月11日、ローザンヌで、スイス・オリンピック協会、筑波大学、茨城県、つくば市がオリンピックの事前キャンプに関する基本合意書に署名し、2021年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、筑波大学で陸上競技、柔道、体操の事前キャンプが行われることになりました。

2018年4月11日: つくば市での事前キャンプ基本合意書に署名 (©つくば市)
筑波大学は、合意書の中で、体育館、武道館、陸上競技場などの施設をスイス人オリンピック選手たちに開放することを約束しています。筑波大学の大学院生たちも、アスリートたちの身体的リハビリや機能測定を担当することによって、選手たちを支援します。これと並行して、茨城県とつくば市は、スイス人選手たちの歓迎式典や、地域住民との交流を図るための催事を開催する意向であることを発表しました。

2018年4月11日: つくば市での事前キャンプ基本合意書に署名 (©つくば市)
この4者間のパートナーシップについて、スイス・オリンピック協会のラルフ・シュテックリ氏は大いに期待していると語っています。「私は、日本文化を体験し、地元の人たちに会い、日本の食べ物を食べてみて、日本が好きになりました。今回は、選手たちの日々の支えとなり、2021年東京オリンピック準備期間中に来るべき競技に向けて十分な準備を整えることができる事前キャンプ地として、筑波大学が理想的な場所を提供してくれると確信しています。」

筑波研究学園都市 (©茨城県庁)
この嬉しいニュースから間もなく、つくば市の関係者は更に歩を進める決意を固め、2021年に向けてスイスの5番目のホストタウンになる申請を行い、2019年2月28日に日本政府から正式に認められました。そのわずか2週間後には筑波大学で「スイス歓迎フェア」が開催されました!今後、2019年5月3日からはスイス陸上女子リレーチームの事前合宿が予定されおり、5月7日には筑波大学陸上競技場にて公開練習が開催されます。また、5月12日にはつくばフェスティバルでスイス・ラクレットのブースの出店が予定されてます。
スイスが町にやってくる
2021年東京オリンピック・パラリンピック競技大会以前から大会期間中にかけて、東京以外の住民と諸外国、来日するオリンピックチームの間で教育ならびにスポーツ面の交流を促進することを目指して、日本政府は2016年にホストタウン事業を立ち上げました。事前キャンプ、ショーケース、講演、ワークショップ、フェスティバルがつくば市全域で開催され、スイス人選手と地元住民が出会い、交流し、2021年以降も続く新しい絆を生み出すユニークな機会を提供します。
同様のイベントは日本国内の他の4か所、京都府大山崎町、福島市、大分市、富士市でも同時期に開催されます。この特別なパートナーシップのおかげで、スイスと日本の友情は一層の活力と創造力を伴って2021年以降の時代を迎えます。

筑波研究学園都市 (©茨城県庁)

